2005年5月 第2回教育シンポジウムin東京特集号
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サブタイトル
学力向上を考える-これからの評価とは
特集内容
PISAをはじめとする国際的学力調査結果は、学力低下問題を国民的関心事に
高め、中山文科相も中央教育審議会に学習指導要領の大幅な見直しを要請した
ばかり。「脱ゆとり」に舵を取る論調が高まる中、300名を超える参加者が7時
間のプログラムに熱心に耳を傾けた。
本号では、「学力とは何か」という大きな視点で今日の「学力向上」問題に
迫る、教育論第一線の講師陣によるシンポジウム並びにパネルディスカッショ
ン(第1部および第3部)の模様を掲載する。
目次等
シンポジウム 第1部
「学力向上を考える ~これからの評価とは~」
<基調講演>
寺崎昌男 (財)中央教育研究所理事長
<提案>
相澤秀夫 宮城教育大学教授
谷川彰英 筑波大学教授
長崎榮三 国立教育政策研究所教育課程研究センター総合研究官
シンポジウム第3部
パネルディスカッション
コーディネーター
加藤 明 京都ノートルダム女子大学教授
パネリスト
相澤秀夫/谷川彰英/長崎榮三
岸本松則 福井県敦賀市立粟野小学校校長
取材対象概要
第2回教育シンポジウムin東京
学力向上を考える-これからの評価とは-
日時:2005年2月20日(日)
会場:文京学院大学女子高等学校・ジャシーホール
主催:財団法人中央教育研究所
後援:東京教育研究所/(株)学習調査エデュフロント
内容紹介
(本文より)
情報と知識が社会をリードし、文化や価値が多様化し、生産も多極化し、分散
する時代"post industrialized society"と言われる時代が来つつあるのです。
そのときに必要な能力や学力は何か、いまそれが問われていると思います。
それをつくり出すのに完全な答えをだれも出せないからこそ、いま学力問題が
いろいろなかたちで私たちのまわりで乱反射的に論じられているのではないで
しょうか。
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